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    サイト移行 SEO チェックリスト(2025年版)

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    Bill Wang
    ·2025年10月8日
    ·22分で読める
    サイト移行SEOの工程(移行前・移行後・移行中)を可視化したワークフローイラスト
    Image Source: statics.mylandingpages.co

    サイト移行(ドメイン変更・URL再設計・CMS移行・HTTPS化・サブドメイン再編・多言語化など)で、検索評価とトラフィックを失わないための、実務者向けチェックリストです。各項目は「行動動詞」ではじめ、Must/Shouldで優先度を示します。工程は「移行前→移行中→移行後」の順に並べ、よくある落とし穴も併記しました。

    なお、301リダイレクト設計、Search Console(GSC)手順、サイトマップやrobots、hreflang、Core Web Vitals(CWV)などの原則は、2025年時点のGoogle公式ドキュメントを基準にしています(例:ドメイン変更を伴う移転の中核手順は、2025年のGoogle公式のサイト移行(URL変更)ガイドに準拠)。


    使えるシナリオ

    • ドメイン変更(例: example.com → example.jp)
    • URL構造の再設計(カテゴリ統合、末尾スラッシュ統一 など)
    • CMS/テーマ切り替え、サーバー/ホスティング変更
    • HTTP→HTTPS、www/非www統一、サブドメイン再編
    • 多言語/多地域サイトの再構成(hreflang・x-default 含む)

    移行前(準備・設計)

    Must/Shouldの目安: Must=重大トラブル回避に必須、Should=品質/効率を高める推奨

    • Must|現状のベースラインを取得する

      • GSC/GA4でトラフィック、上位ランディング、検索クエリ、インデックス済みURL、クロール統計、被リンクの多い重要URLをエクスポート。
      • なぜ重要か: 変化の幅と原因切り分けの基準点になります。
    • Must|旧→新のURLマッピングを全ページ1対1で作成する

      • 統合・削除は代替先へ301、正当削除は404/410方針を明記。画像/PDF等の静的アセットも対象に含める。
      • 注意: 301チェーン/ループの発生は厳禁(評価伝達と速度を損ないます)。
    • Must|リダイレクトと正規化ポリシーを設計する

      • HTTP→HTTPS、www/非www、末尾スラッシュ、大小文字、パラメータ正規化を定義し、canonicalと一致させる。
      • 2025年のGoogle公式方針でも、恒久的リダイレクトと整合の確保が推奨されています(参照: サイト移行(URL変更)ガイド|Google 2025)。
    • Must|robots/canonical/メタrobots(noindex)の役割分担を定義する

      • robots.txtはクロール制御でありインデックス制御ではない点を明確化。JS/CSSのブロックは避ける(参照: 2025年のrobots.txtガイド(Google))。
    • Should|構造化データを新テーマで整備する

      • 組織、パンくず、記事、FAQなどのスキーマを更新・検証。
    • Must|多言語/多地域はhreflang方針を決める

    • Must|ステージング環境のインデックス回避を設定する

      • Basic認証やnoindexで制御(robotsブロックのみ頼みは不可)。本番公開時の解除チェックを別紙化。
    • Must|HTTPS/TLS・インフラ準備を整える

      • 証明書の妥当性、HSTS導入計画(preloadは慎重に)、CDN切替時のキャッシュ/パージ方針。
    • Should|パフォーマンス/CWVリスクを事前評価する

    • Must|QA計画を用意する

      • テンプレート/ページタイプごとに表示/機能/SEO/計測/パフォーマンスのテスト観点を定義。

    参考の深掘り: 構造化データやCWV改善の全体像は、解説記事「Webサイトリニューアル時の最新SEO戦略(2025年版)」で補強できます。


    移行中(切替・申請)

    • Must|301リダイレクトを本番に適用する

      • 旧→新を1対1で即時適用。中継URLを挟まない。必要なクエリ(UTM等)は引き継ぐ。
    • Must|robots.txtをクロール許可に更新する

    • Must|noindexの解除を全ページで検証する

      • ステージング設定を持ち込んでいないか、全体クローリングで確認。
    • Must|canonicalを新URLの自己参照に揃える

      • リダイレクト先と矛盾しないことを確認。
    • Must|XMLサイトマップを更新・送信する

    • Must|Google Search Console を設定・実行する

      • 新旧プロパティの所有権を維持。代表URLで「URL検査(ライブ)」を実施。
      • ドメイン変更時は「アドレス変更ツール」を実行(要件: 301適用・所有権確認・クロール許可)。手順は2025年のサイト移行ガイド(Google)の範囲に準拠。
    • Should|GA4とGTMの計測を確認する

      • 参照除外、クロスドメイン設定、404/コンバージョン計測の動作確認。
    • Should|レンダリングと速度をスポット検証する

      • 代表URLでLighthouse/PSI、GSCの「URL検査(ライブ)」でレンダリング可否を確認。

    参考の深掘り: チェック観点の全体像は「SEO成功を確実にするウェブサイト移行チェックリスト」にもまとまっています。


    移行後(監視・是正)


    よくある落とし穴(移行トラブルの典型)

    • ステージングのnoindex/robotsブロックを本番に持ち込む(インデックスされない)
    • 301のチェーン/ループ(評価伝達とページ速度を毀損)
    • サイトマップに旧URLやnoindexページが混入
    • canonicalが旧URLや別URLを指す矛盾
    • robotsでJS/CSSをブロックしてレンダリング不可
    • hreflangの相互参照・自己参照の欠落、x-default未設定
    • 画像・PDFなど静的アセットのリダイレクト漏れ
    • HTTPS混在コンテンツ、HSTS未整備、CDNキャッシュ不整合
    • ログ監視/アラート未設定で404/5xx急増を見逃す

    監視の初動フロー(万一の順位/流入低下時)

    1. 期間と影響範囲を特定(GA4/GSCでランディングURLとクエリを比較)
    2. GSC「ページのインデックス」「クロール統計」「サイトマップ」で異常を確認
    3. サーバーログで404/5xx/301チェーンやGooglebot頻度を確認(正当性検証も)
    4. 代表URLのレンダリング/PSI、CWV(実測)を点検
    5. 301/canonical/robots/noindex/hreflang/サイトマップの整合性を再検査
    6. 修正→URL検査(ライブ)で再クロール依頼→推移を記録

    実装や再検査の基準は、2025年のGoogle公式各ドキュメント(例: URL変更の伴う移行URL変更なしのリニューアル)の原則に従うと安全です。


    参考・拡張リーディング(内部)

    (内部リンクは各1回のみ、基礎から段階的に深められるよう最小限に留めています)


    次のステップ(運用を安定化させる)

    • チームで本チェックリストを複製し、自社用にMust/Shouldの境界や担当者/期日を付記して運用してください。
    • 多言語展開や更新頻度の高いサイトでは、公開フローに「URL検査(ライブ)」「サイトマップ更新」「リンク切れチェック」を定常タスクとして組み込みましょう。
    • コンテンツの増強や日/多言語のメタ最適化、WordPressへの連携投稿など、移行後の更新運用には「QuickCreator」も活用できます。Disclosure: QuickCreator は当社プロダクトです。

    出典(主要ポリシー/指標の拠り所)

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