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こんな「リダイレクトが多すぎる」エラーで困っていませんか?
- 突然サイトが表示されず、「リダイレクトが多すぎます」や「ERR_TOO_MANY_REDIRECTS」が表示…
- WordPressやCMSの設定直後に真っ白画面、またはエラー画面…
- SSLやCDNを入れたら急に繰り返しリダイレクトされてしまう…
本記事は「リダイレクト地獄」から最短で抜け出し“自分で直せる”ことを目指した2025年決定版ガイドです。
- 所要時間目安:30分〜1.5時間(複雑な場合は半日程度)
- 難易度:★〜★★★(初心者〜中級者対応)
- 準備物:PCブラウザ、サイト管理権限、FTP/サーバ編集権限、(可能なら)バックアップ
【最重要】作業前に必ずバックアップ!
リダイレクト設定やサーバ設定ミスはサイト停止・データ破損リスクになります。
- WordPressの場合:「UpdraftPlus」など無料プラグイン推奨
- サーバ直編集の場合:FTPやコンパネの「ファイルマネージャ」で.htaccessやnginx.conf等のバックアップを必ず保存
ワンポイント:「どのファイルを」「どう保存したか」の記録も忘れずに!
そもそも「リダイレクトが多すぎる」エラーとは?
代表的なエラー表示(2025年主要ブラウザ)
ブラウザ | エラーメッセージ例 |
Chrome | ERR_TOO_MANY_REDIRECTS 「リダイレクトループ」 |
Edge | 「リダイレクト回数が多すぎます」 |
Safari | 「多くのリダイレクトが発生しています」 |
Firefox | 「自動転送設定が正しくありません」 |
▶ このエラーは「設定の矛盾や繰り返し転送(ループ)」が発生しブラウザが“もう無理”と判断した時に出ます。
- サイト側またはブラウザ側のCookie・キャッシュ不整合も一因
- どんなCMS/HTML静的サイト/アプリでも発生しうる
公式サポート:Kinstaエラー解説(https://kinsta.com/jp/blog/err_too_many_redirects/)
原因の『全体マップ』をまず整理しよう
リダイレクト地獄は、複数の設定・ツール・サービスが“微妙に噛み合ってない”と起きます。
よくある主要パターン
- WordPress/CMSのサイトURL設定ミス
- プラグインやミドルウェアの競合
- .htaccess/nginx.conf のリダイレクトルール競合
- SSL/HTTPSリダイレクト&証明書トラブル
- CDN(Cloudflare等)/WAF固有の不整合
- SPA/サーバーレス/多ドメイン
- Cookie・キャッシュ・ブラウザ側要因
ステップ1:リダイレクトループの「場所」を特定する
1. ブラウザでチェック(Chrome/Edge/Safari/Firefox共通)
A. キャッシュ&Cookieを一度削除
- Chrome:「設定→プライバシー→閲覧履歴データの削除」で“Cookie”と“キャッシュ”を選び、削除
- 再読込してエラーが消えれば「Cookieやキャッシュ」が原因!
B. ブラウザの開発者ツール(F12→ネットワークタブ)活用
- ページ再読込→「ネットワーク」でリクエスト一覧を表示
- 301/302など何度も同じURLや違うURLへ飛んでいたら、ループ!
- 「Location」ヘッダーの値を見比べて、「どこからどこへ飛んでいるか」を紙などにメモしよう
現場Tips: DevToolsが苦手な方はhttpstatus.ioやリダイレクトチェッカー(mface)を使ってリダイレクト経路の図を可視化!
2. curlコマンド(コマンドライン派向け)
curl -ILv https://あなたのサイトのURL
Location: 行を連続しているか、ぐるぐる回っていればループ確定。
3. サーバーログを確認
- FTPやサーバコントロールパネルから「access.log」を探し「301/302」など転送記録を検索
- どのファイルが原因かを特定!
ワンポイント:「複数のリダイレクトルールが同時に働いていないか」チェックが肝
ステップ2:原因別・解決フロー完全ガイド
【A】WordPress/CMSの場合
1. サイトURL設定を最優先で確認!
- 「設定」→「一般」→
- WordPressアドレス(URL)
- サイトアドレス(URL)
が同じ内容になっているか
- www有無・http(s)混在はNG!
2. プラグイン競合の疑いがあれば、全停止 → 1個ずつ有効化し直す
- 「Redirection」や「Really Simple SSL」などリダイレクト・SSL系
- キャッシュ系やセキュリティ系(「All In One WP Security」など)も“衝突”に注意
3. .htaccess 自動生成をやり直す
- 「パーマリンク設定」を何も変えず「変更を保存」→.htaccessが再生成
4. 管理画面に入れない場合
▶ 詳細手順:WordPressサポート(公式)
【B】.htaccess・nginx設定エラー
- .htaccess/nginx.conf でHTTP→HTTPSやwww→non-wwwリダイレクトが複数パターンで書かれていないかチェック
- 例:CloudflareなどCDN利用時は、サーバ側・CDN側同時にリダイレクトが動作しループ
- 一旦リダイレクト行をすべて # でコメントアウト→1件ずつ戻し、どこで問題が再発するか特定
現場Tips:変更後は必ずブラウザのキャッシュ・CDNキャッシュもクリア!
【C】SSL/HTTPS関係
- 証明書の有効期限切れや設定ミス
- サーバ側で「HTTPS強制リダイレクト+CDN側でも強制」→二重ルールで永遠ループ
- Cloudflareは「SSL/TLS→Full」か「Strict」に、それ以外(Flexible)は非推奨【参考:Cloudflare公式】
【D】CDN/WAF/セキュリティサービス
- Cloudflare、XSERVER CDN、さくらWAFなど外部サービスでSSLやリダイレクトを「サーバ+CDN/WAF両方」で設定していないか精査
- 一時的にCDN/WAFを「パススルー/オフ」にしてループの有無を判断
- CDNキャッシュの即時削除も忘れずに
【E】SPA/サーバーレス/多ドメイン運用
- クライアントサイド(JSルーター等)とサーバサイド両方でリダイレクト処理をしていると競合する
- Netlify/Vercelの場合、「_redirects」や「netlify.toml」中身を確認
- マルチドメイン環境は各ドメインのwww有無一致も要注意
【F】Cookie・キャッシュ・ブラウザ
- サイトリニューアルやSSL変更の直後は「古いCookie」「キャッシュ」が原因のことも多い
- ブラウザ・プラグインの広告ブロッカー等が意図せずループを引き起こす場合も(拡張機能の一時オフ→再チャレンジ)
よくある失敗例・注意点と現場アドバイス
失敗パターン例 | 解決・注意ヒント |
すべて旧ページを一括新サイトTOPにリダイレクト | 個別リダイレクト(元⇒適切な新URL指定)が理想 |
302(一時的)リダイレクトを多用 | 恒久的転送は「301」で設定 |
httpとhttpsの混在 | できる限りhttpsで統一、証明書管理も一元化 |
キャッシュやプラグイン設定が複雑化 | 定期的な整理・見直し・不要プラグインの削除 |
リダイレクトチェーン放置 | ツールで全パス可視化、無駄な多段連鎖は即整理 |
再発防止&日常チェックリスト
- すべてのリダイレクトルールを1箇所で一元管理(スプレッドシートやエクセルで一覧推奨)
- http/https、www有無を早期に統一/ドキュメント化
- 設定変更ごとにブラウザ・curl・リダイレクトチェッカーで動作検証
- Cloudflare等CDNのSSL/リダイレクト設定とサーバを“使い分け”する意識
- サーバーログ、Google Search Consoleで定期的な状態監視
- サイトリニューアル時などは必ず「旧→新URLリスト」を事前準備&個別設定
主要オンラインツール・公式リソースリンク
【まとめ】リダイレクト地獄は「必ず抜け出せる」!
- 原因をひとつずつ丁寧に潰し、「一元管理」「都度テスト」さえ心がければ、99%は直せます。
- 万一自力で難しい場合も「ここまでやった」と整理してサポート依頼するとスムーズです。
- 焦らず・記録をしつつ・「本当に戻したいURLは何か」を意識して進めましょう!
お疲れさまでした。この記事で皆さんが安心してサイト運用を再開できることを応援しています!
(参考記事:ipeinc.jp, creal.co.jp, encolors.co.jp, cybersecurity-jp.com, toumaswitch.com)